自宅で自重トレーニングとジム通いどっちがいいのか?それぞれのメリットと目的別のおすすめを紹介!

筋トレ

筋トレをして筋肉をつけたい!

ボディメイクしてかっこいい体になりたい!

そう思った時、自宅で腕立てや腹筋などの自重トレーニングを行うべきか、ジムに通って筋トレを行うべきか悩んだことはありませんか?

今回はそんな筋トレ初心者にジムと自重トレーニングのそれぞれのメリットと目的に合わせた選び方を紹介したいと思います。

ジムのメリットとデメリット

まずはジムのメリットとデメリットを紹介していきます。

ジムのメリット

器具やマシンが多い

これがジムに通う一番の魅力だと思います。

さまざまな部位ごとの筋トレ器具やマシンが溢れているため、細かい部分まで徹底的に鍛えることができます。

トレーナーに教えてもらえる

筋トレ初心者は何から手をつけていいかわからない人も多いかと思います。

そんな人でも、知識と経験が豊富なトレーナーのアドバイスを受ければ適切な筋トレを行えます。

しかし、混雑時などはなかなかトレーナーが捕まらなかったりします。

パーソナルトレーニングジムであればそのようなことはありませんが、いつでも相談できるというわけでもありません。

モチベーションがあがる

ジムにつけば筋トレ器具やマシンが溢れ、筋トレを行なっている人たちがいて、「よし、俺もやるぞ!」とモチベーションが自然と上がります。

しかし、一番大事なのはジムに向かうために重い腰を上げることです。

細かい部位を鍛えられる

ジムにあるマシンは使う筋肉を極限まで絞り、狙った筋肉のみを効率的に鍛えられるよう設計されています。

最近流行りのフィジークでは鍛える筋肉と鍛えない筋肉がはっきり分かれています

そのため、ジムのマシンで狙った筋肉を効率的に鍛えた方が大会向きの体に近づきやすいです。

ジムのデメリット

お金がかかる

ジムは月額費がかかる場合がほとんどです。

市区町村などの運営するジムであれば一回の利用ごとの料金の場合もあります。

行っても行かなくても数千円〜1万円程の費用がかかるため、決して安い出費ではないです。

時間がかかる

ジムとの往復の時間がかかります。

また、他の利用者もいるため、どうしてもシャワーや着替えも自宅より時間がかかります。

ジムの運営、混雑状況に左右される

コロナ禍になりジムの運営状況がかなり荒れました。

一時閉鎖や時短営業、人数制限などの対策が行われ、全世界で多くのマッチョたちが行き場を失いました。

また、サラリーマンの方はジムに行ける時間が限られてくるため、どうしても混み合う時間帯になりがちです。

使いたい器具やマシンが空くのを待つ時間などがどうしても発生しますし、自分が待たせているという状況もあります。

ジム通いに向いてる人

生活圏内にジムがある

会社や学校と自宅の間にジムがあれば通勤や通学のついでに通えるため時間を節約でき、無理なくジムを生活に取り入れられます。

生活リズムを守れる人

筋トレはできればいつも同じ時間に行えるといいです。

前後の食事や就寝時間などとの兼ね合いがあるためです。

決まった曜日の決まった時間にジムに行くという生活リズムを守れる人でなければ、なかなかジム通いは長続きしません。

人に見られることに抵抗がない

ジムに行けばどうしても他人の目は避けられません。

筋トレ初心者のかたは、体が出来上がってないとか、マシンの使い方や筋トレの方法が合っているのかとか、様々なことが気になると思います。

それでも人目を気にせず黙々と自分の筋トレに集中できることが重要です。

気を使わない

待ち時間や待たせる時間が気にならない人。

また、器具やマシンは人が使った直後でも抵抗なく使える人でなければジムには向きません。

もちろんマナーとして使用後はタオルで拭きますが、それだけではどうしても気になってきまう人などはジム通いを避けた方が良いでしょう。

ジム通いでよくある失敗

ジムに行かないと筋トレしない

ジムに登録すると筋トレ=ジムという思考がついてしまいます。

その結果、ジムに行かなければ筋トレをしない、筋トレはできないと思い、筋トレの機会が減ってしまいます。

忙しくなって通わなくなる

仕事や家事、育児などで忙しくなると、まず初めにジムに通う時間を削減します。

また暇になったら通おうと思ったら最後、二度とジムに行くことはありません。

そして筋トレからも離れていってしまいます。

自宅でなら筋トレをする5〜10分程度は簡単に捻出できるはずなのにです。

環境の変化で通わなくなる

職場の移動や引っ越しなどによりジムに通わなくなるというのもよくある話です。

少し距離が離れたり、通勤や通学路から外れると途端に行くのが面倒になってしまうものです。

またコロナのような感染症が流行ってジムの運営状況が変更されることも通わなくなる要因になり得ます。

ジムに行っただけで満足する

ジムに行くと様々な器具やマシンがあり、モチベーションが上がります。

しかし、油断するとその環境に身を置くことだけで満たされてしまう人も少なくありません。

周りで得意げに「最近ジムに通ってるんだ」と言っている人を見かけたことがないですか?

もちろんジムに通うのは素晴らしいですが、続かなければ意味はありません。

また、効果的なトレーニングを継続的に行なっていかなければ筋肉は大きくなりません。

通い始めて直ぐに「ジムに通ってるのに筋肉が付かない!」と、匙を投げる人も多いです。

自宅のメリットとデメリット

続いて自宅で自重トレーニングを行うメリットとデメリットを紹介します。

自宅のメリット

お金がかからない

自宅での自重トレーニングであれば、ジムと違いお金が一切かかりません

強いて言えば、ヨガマットや動画などを観るための通信費くらいでしょうか。

ヨガマットは1000円もあれば買えてしまうので、ジム通いに比べればコスパは最強です。

時間を無駄にしない

まず、ジムへの往復の移動時間が節約できます。

そして、自宅であれば思い立った時に行えるので、仕事や家事など隙間の時間を有効活用することもできます。

どこでもできる

自重トレーニングとはその名の通り自分の重さを利用したトレーニングです。

キャリステニクス(Calisthenics)とも呼ばれていたりします。

器具やマシンを必要としないため、どこにいてもその身ひとつあれば行うことが可能です。

自宅だけでなく、出張先や帰省時なども欠かさず筋トレを行えるのは大きなメリットです。

バランスよく鍛えられる

自重トレーニングはジムでの器具やマシンで行う筋トレと違いバランス感覚が必要になります。

器具やマシンは効率よく狙った筋肉を鍛えるためにあらゆる部分が固定され、極々限られた筋肉のみを使えるように設計されています。

それに比べて自重のトレーニングは腹筋や腕立て伏せでも横に倒れないように自分でバランスを取る必要があります

そのため、周辺の筋肉も連動して使うことになります。

そのため、周辺の筋肉がバランスよく鍛えられます

結果として自然体でカッコいい体に仕上がり、運動やスポーツをする際にも高いパフォーマンスを発揮することができます。

怪我のリスクが低い

自重トレーニングは器具やマシンを使った筋トレに比べて怪我のリスクが非常に低いです。

まずは自分自身の重さ以上の負荷がかからないため、器具やマシンより怪我のリスクが低くなります。

また、自重トレーニングは様々な筋肉を連動して行います。

そのため、狙った筋肉の周辺の筋肉もバランス良く強化されます。

それに対して器具やマシンでは狙いを絞った筋肉のみを使おうとするため、どうしても周辺の筋肉が育たず、筋力が弱い部位から怪我をしやすくなります。

自宅のデメリット

サボりやすい

ジムと違い周りの目がないため完全に己との戦いになります。

やるもサボるも自分自身の問題です。

しかしジムに行くのも行かないのも自分自身ですので、これは自宅の自重トレーニングに限った話ではありません

正しく行えていない可能性がある

筋トレとは正しいフォームで行えるかどうかによってその効果が大きく変わってきます。

ジムの器具やマシンは基本的に初心者でも正しく行えるような設計になっていますが、自重トレーニングはそうではありません。

ストイックに自分自身の筋トレのフォームと向き合う必要があります。

使いたい筋肉を意識し、しっかりと効いているかを確認することで、正しいフォームに近づくことができます。

また、自分の筋トレを撮影するのも一つの手です。

上手い人の動画と見比べて少しずつ改善していけば良いです。

筋トレ初心者なら自宅で自重トレーニングがおすすめ

筋トレ初心者であればまずは自宅で自重トレーニングから始めることをおすすめします。

隙間時間を見つけて筋トレができますし、お金もかからないため気軽に始められます

いきなりジムに通うと挫折する人が多いです。

自宅での筋トレでまずは筋肉を鍛える楽しさや喜びを体感するのがいいです。

ジム通いはそれからでも遅くないはずです。

自重トレーニングで筋肉は大きくならない?

自重トレーニングでは筋肉を大きくできないと思っている人も多くいます。

そのような人たちはジムに行かなければ筋肉を肥大化させることはできないと信じています。

しかし、自宅で行う自重トレーニングのみでも筋肉を大きくするのは可能です。

そもそもアスリートの多くは器具やマシンを使った筋トレをそこまで行っていません

よく例に挙げられますが、体操選手は基本的に自重トレーニングのみであの肉体を誇っています。

日々の練習がそのまま自重トレーニングとなり、競技に必要な筋肉がバランス良くついた結果、あれ程の筋肉量を手に入れることができているのです。

自宅からジムに切り替える

筋トレ初心者であれば、まず自宅での自重トレーニングから始めるのがいいとお伝えしました。

自重トレーニングでも負荷を上げる方法はいくらでもあります

筋肉の成長に合わせて高負荷のトレーニングを取り入れていけば常に成長していけます。

しかし、ジムで器具やマシンを使って筋トレをする方が効率が良いというのも事実です。

自宅で自重トレーニングを行い、基礎的な筋肉がバランス良くついてきたらジムに切り替えて効率よく鍛えたい筋肉を鍛えていくのもありだと思います。

しかし、筋トレ初心者がいきなりジムに通い始めるのは続かなかったり怪我をするリスクも高いためあまりおすすめしません。

まとめ

筋トレ初心者の方で自宅でやるかジムに通うか迷っている方は多くいると思います。

それぞれにメリット、デメリットがあり、そのメリットやデメリットの感じ方も人それぞれだと思います。

結局は自分に合っている、続けられる方を選ぶのが一番です。

しかし、基本的には自宅での自重トレーニングで基礎的な筋肉をバランスよくつけることが一番大切だと考えています。

ジム通いはそれからでも全く遅くありません。

まずは筋トレの楽しさや知識を身につけてから更に自分に合ったトレーニングを考えていけば、より充実した筋トレライフを送れると思います!

コメント

タイトルとURLをコピーしました